生き方について考える

医療のこと

日本人は 死・性・お金に関して 

話をすること自体をタブーとしている現状があるように思います。

でも生きる以上、これらのことは避けて通れないことです

実際直面したときに

考えてこなかったし、話してこなかったし、学んでこなかった。

だから選択を失敗してもよし!

なんてジャンルでは、全くないわけです。

お金や性に関しては、

現在本当にいい書籍があって、もうご存じの方も多いとは思いますが、

私も勉強させていただいてますし、ぜひ皆さんにもおすすめしたいです。

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今回、私は「生死」について考えて話し合うきっかけになればと思い、書きたいと思います。

もしよかったらご覧くださいね。

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どういう生き方をしたいかを考えて、周囲の人に伝える

どういう生き方をしたいか、を考えるときに、どういう死に方をしたいか。

これを考えることは必要です。

例えば、

ポックリ逝きたい、住み慣れた家で死にたい、最後までできる医療なんでもしてほしい、できるだけ苦しくなく逝きたい、みんなに囲まれて死にたい…

いろいろあると思います。

私は医療関係者なので、イメージしやすいのですが、一般の方はイメージができにくいとは思います。

でもざっくりとしたいイメージだけでも、まず考えておくのが、大事です。

そして大事なのは、このことを周囲の人たちに伝えておくことです

なぜならあなたがもし急変して倒れた場合、治療判断をするのが、周りの人になるからです。

でも、実際の医療現場だと、そういったことを話していない場合のほうが圧倒的に多いです。

そういった場合どのようなことになるでしょう?

伝えていない場合どうなるか?

想像してみてください

あなたが意識消失し、突然救急車で運ばれました。

医師からこのように告げられます

脳出血です。

手術をしないと、このままお亡くなりになります。

手術をしても、

3分の1が後遺症をもって退院

3分の1が植物状態

3分の1がお亡くなりになります

手術しますか?どうしますか

いきなりこう言われるわけです。

どうですか?

もし何も聞かされていなければ、まず「できることなんでもしてあげてください、手術してください」って答えになります。

そういった状態の場合、助かったとしても要介護の状態になることが多いですし、おうちではとても看られないと施設に入所になる方も多いです。

あなたはどうしたかったですか?

これが逆にあなたの親だったりする場合もあります。

あなたはどんな判断をしますか?

周囲の人たちの、決断に伴う苦痛

生き死に に関わる選択には、苦しみがつきものです

どんな判断でも間違いでは決してありません

でも、そのとき善かれと思って選択しても、そのあと後悔することも多いです。

そんなときに、

本人の希望だったというのは、一つ心の拠り所になります

親がどんな死に方をしたいか聞き、希望に沿ってあげることができたら。

自分の周囲の大切な人に、自分がどのように死にたいか伝えて、その人の心の負担を取り除いてあげることができたら。

私はよりよく生きることが、できると思うのです。

おわりに

どういう風に生きたいか、終わりを迎えたいか、考えるということについて記載しました

大事なのはそれを周囲の人に伝えること

もしこの記事がきっかけに話し合う機会になったら幸いです

みなさんの人生がよりよいものになりますよう

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