日本人は 死・性・お金に関して
話をすること自体をタブーとしている現状があるように思います。
でも生きる以上、これらのことは避けて通れないことです
実際直面したときに
考えてこなかったし、話してこなかったし、学んでこなかった。
だから選択を失敗してもよし!
なんてジャンルでは、全くないわけです。
お金や性に関しては、
現在本当にいい書籍があって、もうご存じの方も多いとは思いますが、
私も勉強させていただいてますし、ぜひ皆さんにもおすすめしたいです。
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おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方 [ フクチ マミ ] 価格:1,430円 |
今回、私は「生死」について考えて話し合うきっかけになればと思い、書きたいと思います。
もしよかったらご覧くださいね。
どういう生き方をしたいかを考えて、周囲の人に伝える
どういう生き方をしたいか、を考えるときに、どういう死に方をしたいか。
これを考えることは必要です。
例えば、
ポックリ逝きたい、住み慣れた家で死にたい、最後までできる医療なんでもしてほしい、できるだけ苦しくなく逝きたい、みんなに囲まれて死にたい…
いろいろあると思います。
私は医療関係者なので、イメージしやすいのですが、一般の方はイメージができにくいとは思います。
でもざっくりとしたいイメージだけでも、まず考えておくのが、大事です。
そして大事なのは、このことを周囲の人たちに伝えておくことです。
なぜならあなたがもし急変して倒れた場合、治療判断をするのが、周りの人になるからです。
でも、実際の医療現場だと、そういったことを話していない場合のほうが圧倒的に多いです。
そういった場合どのようなことになるでしょう?
伝えていない場合どうなるか?
想像してみてください
あなたが意識消失し、突然救急車で運ばれました。
医師からこのように告げられます
脳出血です。
手術をしないと、このままお亡くなりになります。
手術をしても、
3分の1が後遺症をもって退院
3分の1が植物状態
3分の1がお亡くなりになります
手術しますか?どうしますか?
いきなりこう言われるわけです。
どうですか?
もし何も聞かされていなければ、まず「できることなんでもしてあげてください、手術してください」って答えになります。
そういった状態の場合、助かったとしても要介護の状態になることが多いですし、おうちではとても看られないと施設に入所になる方も多いです。
あなたはどうしたかったですか?
これが逆にあなたの親だったりする場合もあります。
あなたはどんな判断をしますか?
周囲の人たちの、決断に伴う苦痛
生き死に に関わる選択には、苦しみがつきものです
どんな判断でも間違いでは決してありません
でも、そのとき善かれと思って選択しても、そのあと後悔することも多いです。
そんなときに、
本人の希望だったというのは、一つ心の拠り所になります
親がどんな死に方をしたいか聞き、希望に沿ってあげることができたら。
自分の周囲の大切な人に、自分がどのように死にたいか伝えて、その人の心の負担を取り除いてあげることができたら。
私はよりよく生きることが、できると思うのです。
おわりに
どういう風に生きたいか、終わりを迎えたいか、考えるということについて記載しました
大事なのはそれを周囲の人に伝えること
もしこの記事がきっかけに話し合う機会になったら幸いです
みなさんの人生がよりよいものになりますよう
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