若い芽を摘む日本

日本のこと

日本の将来について不安ですよね

今回は若い芽を摘む日本、ということについて考えたいと思います。

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未来をつくってくれる若者たちが今苦しい生活を送っている

日本では博士課程に進む人が少なくなってきています

「欧米の大学院で給料をもらっていない理系の学生は一人もいない」。日本で博士学生が減るのが当然な理由(室橋祐貴) – 個人 – Yahoo!ニュース

日本だけ減少…研究力衰退あらわ 7カ国調査

優秀で、大学時代から大学院まで、勤勉に、ずっと頑張ってきたであろう研究者が、アルバイトをしなければごはんも食べられない

そんな国で研究者は育つでしょうか?

日本から中国へ、コンテンツ業界で起きている「人材流出」の背景

さまざまな業界で、日本で不遇な優秀な人材が、海外に流出するのも納得できます。

日本にいて安定した生活もできず、研究も思うようにできない・作品もつくれいないだったのが、

海外では優遇され、研究費も出してもらえたりコンテンツも思うように作らせてもらえるのであれば、それは海外に行きますよね。

でもこのことは、日本の国力を上げるという意味では非常にマイナスであることもわかりますよね。

どうしてこんなに若者ば苦しい生活をすることになったのでしょう?

若い世代にかかっている負担は?

まさにこの図の状態です。

高齢者の医療費・介護費が上がることで、若い世代の負担が大きくなっていることは下の図が分かりやすいかと思います。

引用;財務省資料

 雇用者報酬が上がっていたって、それ以上に保険料が取られるようになれば、それは生活は苦しくなりますよね。これから先もっと高齢者の割合が多くなっていけば、ますます若い世代の負担は大きくなっていきます。

それに対し国もただそれを眺めているだけではありません。

引用:保険局国民健康保険課資料

70から74歳の年代のように75歳以上の年代にも2割自己負担にしてもらおうとしています。

しかし上の図からもわかるように高齢者の医療費は多くかかります。

総額が多くなれば自己負担が2割になったとしても、多額の医療費がかかるのは確かです。

医療費負担2割に反対しているのは?

もちろんご自分負担になるご高齢者は反対しているでしょう。

他にも、大きな団体としては医師会が、医療費負担を2割にすることを反対しています。

医師会とは基本的には開業医の代表であり、開業医の利益のために働く組織です。

そのあたりのことはまた機会があるときに記載したいと思っていますが、

これで書かれているのも勤務医から見て、ほんとにこの通りだなと感じています。

国民の命より開業医の利権。コロナで物言う日本医師会の正体とは

開業医は勤務医と違い、起業している医師です。

開業医にとっては

患者さんが来る=お金が入る

ですから、

患者さんが来なくなると、基本的に、開業医は困るわけです。

とくに高齢者の、「内服薬継続」なんていう安定の収入をくれる患者さんが来なくなるのは、開業医にとっては大きな痛手です。

2割負担にすることで、来れない高齢者が増える=収入が減る

なので、開業医の団体(つまり医師会)は反対しているのです。

もちろんすべての開業医がそうだとはいいませんが

医師会がもっともらしく高齢者の医療2割反対しているのは、そのような背景があります

また介護費については以前書いたページも、もしよろしければご覧ください。

これから先の日本、高齢者かつ要介護認定の方の医療について

まとめ

税金や保険料の負担が大きくなり、若い世代の生活が以前に比べて厳しくなっていく。未来ある優秀な若者が海外に流出していく。

これは国の方針としてはどうなのでしょうか。

子ども達に明るい未来を残してあげたいと切に思います。

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